矯正治療のメリットとデメリットorthodontic treatment


ワイヤー矯正のメリットとデメリット

◇メリット
メリットは、矯正装置を取り付けてしまえば、もう患者様ご自身で何かする必要は全くないという点です。矯正は、長い時間をかけて行いますので、手がかからないことはとても魅力的です。

また、ワイヤー治療の場合は、歯列をどんな方向にも動かすことが可能です。

◇デメリット
デメリットは、表側にワイヤーを渡すいわゆる「表面矯正」の場合に目立ってしまうという点、加えて装置が取り外すことができない点が挙げられます。例えば、結婚式に招待されたり仕事で大事な発表をするなど、何か大切な用事が出来てしまった場合でも、その時だけ取り外すことはできません。
しかし、近年は、歯の裏側の装置が成人矯正の主流となってきています。そのため、目立つのが嫌な方は、目立つ上顎だけでも裏側矯正で治療をされたほうが良いでしょう。

また、矯正期間中は、常に異物感を感じていたという患者さんもいらっしゃいます。さらに、ブラケット(装着器具の一部である金具)が外れてしまった、ワイヤーが切れてしまった、などというトラブルが起きることもあります。そうなってしまうと、舌や頬の内側にワイヤーがささって痛かったり、口内炎ができるといった問題にもなりますので、すぐご来院していただき、お直しをしております。

マウスピース矯正のメリットとデメリット

◇メリット
メリットは何と言っても、ご自身での取り外しが可能な点です。歯磨きも、マウスピースを外してしまえば通常通り行うことができますので、虫歯やプラークの心配も格段に減ります。

◇デメリット
デメリットは、装着しておかないと全く動かない点です。そのため、患者様ご自身の処置やケアが非常に重要です。実際、継続的にマウスピースを装着されている方はとても少ないです。マウスピース矯正の場合、リテーナーでの矯正以上にきちんとつけておかないと動きません。20時間以上の装着が必須となります。

またマウスピースでの矯正は、動かす方向によっては対応できない場合があります。歯列矯正では、正面から見たときに、短い歯を少しだけ上に引っ張りあげて長く見せたり、長い歯を歯ぐき方向に押し込んで短く見せるという処置をとることがあります。これは、マウスピース矯正ではできない動きです。

矯正中の虫歯治療に注意

マウスピース矯正中に虫歯治療などを受けて歯の形が変わってしまった場合、事前に作っておいたマウスピースは合わなくなってしまい、作り直しが必要になるため要注意です。

例えば、マウスピース矯正のひとつに「インビザライン」という方法があります。3Dシミュレーターを用い、最終目標となる歯列を決定し、それに向けて歯列にどう力をかけることでどう動かしていくか、段階ごとの歯の動きをシミュレーションしてから矯正を行う技法です。

この技法では、最初に歯形を取る段階で、歯列矯正後の最終段階まで全てCGで撮影していきます。だいたい1ステップで0.2㎜動きますので、1㎜動かすには5ステップ、つまりマウスピースが5セット必要です。同様に2㎜動かすなら10セット、3㎜だと15セット必要になります。これらのマウスピースは、最初の歯型を元に最終段階まで一気に作ります。作製する工場はアメリカにあるため、一度に20セットから30セット作って日本に送ってもらうのです。しかし、3ステップぐらいで歯の形が変わってしまった場合、また一から作り直さないといけません。歯列矯正中の虫歯には細心の注意を払う必要があるのです。

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