
虫歯や歯周病、事故などによって歯が何本も抜けてしまい、入れ歯の使用を余儀なくされている方は非常に多くいらっしゃいます。 そんな方に「入れ歯で何が一番困るか」というアンケートを取ると、以下のような答えが返ってきました。

そんな悩みを解決するのが「フレキサイト」です。 フレキサイトはアメリカの「Rapid Injection System」によって開発された、約30年の臨床実験を持つ入れ歯です。
入れ歯は、ピンク色の床・クラスプ(留め金)・人工歯などで構成されています。 フレキサイトではピンク色の部分に従来の「レジン」という堅い樹脂ではなく、 「ポリアミドナイロン」という柔軟性のある樹脂を採用。これによって床に残っている自分の歯を巻き込むような形にして、 金属クラスプを使わずに入れ歯を外れにくくしています。
この方法だと、金属クラスプよりもしっかりと入れ歯が固定されるため、入れ歯自体を従来よりもずっと小さくできるのです。
写真Aのケースでは写真右端の3本が欠損しているためその部分に入れ歯を作り、 それを外れにくくするためのクラスプが左上2ヵ所と右上1ヵ所にあります。 そのクラスプを連結するために、床も上顎の半分くらいを覆う設計となっていました。
これをフレキサイトを使用することにより、写真Bのようにクラスプのない設計にできるため、床の大きさを半分くらいにできます。 見た目にもスッキリし、入れ歯による異物感も減少させることができました。
![]() 写真 A |
![]() |
![]() 写真 B |
![]() 従来の入れ歯では、左上3本の人工歯を支えるために |
![]() フレキサイトを用いるとクラスプは必要なく、 |
フレキサイトは、最近問題となっている残留モノマーに対するアレルギーの心配がありません。 吸水性も従来のレジンに比べ格段に低く汚れも付きにくいため、不快な口臭の発生を押さえることができ衛生的です。
フレキサイトはまさしく、歯科医自身が入れ歯を使うときが来たら作りたい入れ歯なのです。