REMOVAL & BOTOX
着色除去・ボツリヌス治療
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歯肉・歯の着色除去

歯肉・歯が
変色してしまう原因
歯肉や歯が変色してしまう主な原因には、喫煙と金属製の被せ物の影響があります。
喫煙習慣がある場合、タバコに含まれるニコチンやタールが歯肉に沈着し、メラニン色素の生成が促進されることで、歯肉が黒ずみやすくなります。また、タールが歯の表面に付着すると、歯自体も変色する原因となります。
一方、金属製の被せ物を使用している場合には、金属から微量の金属イオンが溶け出し、それが歯肉に沈着することで、歯肉が青黒く変色してしまう場合があります。
術前
一回目
三回目
歯肉着色除去の方法
どれだけ歯をホワイトニングやセラミック治療で白く整えても、歯肉が黒ずんでいると、笑ったときの印象が損なわれてしまいます。このようなケースでは、歯肉の黒ずみを改善することで、より美しい口元を目指せます。

フェノール法
この方法は、肌のケミカルピーリングに似た処置で、歯肉にフェノールという薬剤を塗布し、色素沈着が進んでいる部分のたんぱく質を腐らせて歯肉の表面を剥がし落とします。これによって健康的なピンク色の歯肉を取り戻すことができます。
色素沈着が特に強く、1回の処置で効果があまり見られてない部分には、薬剤の塗布を何度か繰り返します。薬剤を浸透させることで、歯肉の深い部分まで沈着した色素も効果的に取り除けます。

レーザー法
レーザーを使って、歯肉に沈着したメラニン色素を除去する治療法です。通常は1回の施術で2〜3回レーザーを照射します。色素の濃さや範囲にもよりますが、施術時には局所麻酔を使用するため、痛みを感じることはほとんどありません。
ボツリヌストキシン治療
(ボツリヌス治療)

ボツリヌストキシン治療とは
ボツリヌストキシン治療は、ボツリヌス菌が産生するたんぱく質を有効成分とした薬剤を注射し、筋肉の過度な緊張を緩和する治療法です。
歯科領域では、主に咬筋など噛む際に使われる筋肉に注射を行ない、筋肉の緊張を緩めることで顎関節症の症状を改善します。また、美容目的として、口周りのシワやフェイスラインの改善にも効果が期待されます。
治療は短時間で終了し、施術後すぐに日常生活へ復帰することが可能です。
治療の効果・メリット
- EFFICACY 01
顎関節症を改善する
これまで顎関節症の治療にはマウスピースの使用が一般的でしたが、装着による不便さを感じる方も少なくありませんでした。ボツリヌストキシンの注射によって、咬筋の過度な働きを抑えることで、関節への負担を軽減し、症状の改善が図れます。
- EFFICACY 02
食いしばりを軽減
過剰に働く口周りの筋肉の緊張をやわらげることで、食いしばりを自然に抑えることができます。この治療により、顎の痛みや疲労感の軽減、歯や詰め物の保護、頭痛や肩こりの緩和といった効果も期待できます。
- EFFICACY 03
フェイスラインをすっきりさせる
咬筋の発達によって目立っていたエラの張りも、筋肉の緊張を緩める施術によって自然に輪郭が整えられます。いわゆる「小顔注射」として、シャープなフェイスラインを目指したい方にもおすすめです。
■その他副次的効果
咬筋の緊張緩和による肩こり・頭痛の改善、小顔効果、詰め物・被せ物の脱落防止
ボツリヌストキシン治療(ボツリヌス治療)の安全性
ボツリヌストキシン治療は、日本では1996年に眼瞼けいれんの治療法として初めて厚生労働省に承認されました。続いて2000年には片側顔面けいれん、2001年には痙性斜頸への適応が認められ、医療現場での使用が広がっていきました。
美容分野では、2002年にアメリカFDA(食品医薬品局)がシワ改善の治療法として正式に認可。現在では世界70か国以上で利用されており、日本の歯科医療でも2011年ごろから導入が進められています。
治療に使用されるボツリヌストキシンは、毒性を取り除いた医療用に精製されたたんぱく質であり、人体に害を及ぼすことはありませんのでご安心ください。
Q & A
- Q
歯科でのボツリヌストキシン治療には、どんな効果がありますか?
A歯科領域におけるボツリヌストキシン治療は、歯ぎしりや食いしばりなどによる口周りの筋肉の過緊張をやわらげるのに効果的です。その結果、顎関節の不調が改善されるほか、輪郭の張り(エラ)の緩和にもつながります。
- Q
ボツリヌス注射は痛いのでしょうか?
A痛みの心配はほとんどありません。ボツリヌス注射で使用する針はとても細いため、注射時には軽いチクッとした感覚を覚える程度ですみます。
- Q
ボツリヌストキシン治療の効果はどのくらい持続しますか?
Aボツリヌストキシン治療の効果は、通常施術後3〜6ヵ月ほど続きますが、その後は必要に応じて再処置を検討することになります。なお、治療によって歯ぎしりや食いしばりなどの癖が改善されることで、継続的な治療が不要になるケースもあります。
- Q
歯ぎしりや食いしばりの癖も改善できるのですか?
A改善できます。ボツリヌストキシン治療を行なうことで、噛む力が強い咬筋の動きを一時的に抑えることができるため、歯ぎしりや食いしばりの頻度が減少する傾向があります。その結果、関連する頭痛や顔まわりの筋肉のこわばりなども和らぐことが期待されます。
- Q
どのような方が歯科でのボツリヌストキシン治療の対象になりますか?
A顎関節に不調がある方や、歯ぎしり・食いしばりによる歯や顎のトラブルを抱えている方に適しています。また、エラの張りが気になる方や、顔の筋肉が緊張しやすい方にも有効な選択肢となります。
- Q
ボツリヌストキシン治療はどのように進められるのですか?
A診察とカウンセリングで状態を確認したあと、筋肉の動きを一時的に弱める働きのあるボツリヌストキシンの薬剤を、対象となる筋肉に注射します。注射後3~7日程度で効果が現れます。
- Q
治療後、普段通りの生活は可能ですか?
A施術後は特に安静にしていただく必要はなく、そのまま日常生活にお戻りいただけます。とはいえ、より安心して過ごしていただけるよう、当院では施術後の注意点やケア方法について丁寧にご案内しています。
- Q
ボツリヌストキシン治療は歯周病に影響しますか?
Aボツリヌストキシン治療には基本的に歯周病を改善するような効果はありません。ただし、歯ぎしりや食いしばりといった癖があると、歯や歯肉に負担がかかり、歯周病が悪化することがあります。これらの癖を和らげるためにボツリヌストキシンを使用することで、結果的に歯周病の進行を防げる可能性があります。
- Q
ボツリヌストキシン治療はどれくらいの間隔で受けるのですか?
A一般的には、ボツリヌストキシン治療の効果は3〜6ヵ月ほど持続するとされています。ただし、持続期間は患者様によって個人差があります。効果が弱まってきたと感じたタイミングで、再度の施術を検討されるとよいでしょう。
- Q
治療を受ける前に準備しておくことはあるのでしょうか?
A何かを準備していただく必要はありませんが、より安全に治療を行なえるよう、これまでの病歴やアレルギーの有無などの情報は事前にお伝えください。特に現在服用している薬があれば、必ず事前に申告するようにお願いします。
- Q
ボツリヌストキシン治療には副作用がありますか?
Aごく一般的な副作用としては、注射した部分に軽い腫れや赤みが出ることがあります。これらは通常、短時間でおさまります。まれに違和感が強く現れる場合もありますので、何か異常を感じた際はすぐに当院へご相談ください。
治療における注意点
ガムピーリングにともなう一般的なリスク・副作用
・審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・ピーリングにともなう痛みや歯肉の炎症などが起きることがあります。
・痛みに対する反応には個人差がありますが、やけどをしたようなヒリヒリ感を覚える場合もあります。
・治療後1週間ほど、熱いものや刺激物で口内炎のような痛みを感じることがあります。
・治療後2~7日ほど、歯肉が白っぽくなりますが、少しずつ表層がはがれ、1週間ほどで白っぽさがなくなり、健康的な歯肉の色になってきます。
・治療後2~7日ほど、飲食物がしみることがあります。
・歯肉の位置によってメラニン色素に差があるため、均一に仕上がらないことがあります。
・強い着色のある方は、数回の通院が必要になることがあります。
・個人差がありますが、喫煙されている方、コーヒーやお茶などを頻繁に飲まれる方は再着色する(色が戻る)ことがあります。
レーザーを用いたメラニン(歯肉の黒ずみ)除去にともなう一般的なリスク・副作用
・審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・色素の沈着が深い方は1~3回の繰り返し除去が必要となることがあります。
・蒸散直後は歯肉の表面から出血し、2~3日腫れた状態になることがあります。
・施術後は2~3日ほど刺激のある飲食物がしみることがあります。
・喫煙される方やメラニン色素の多い方は、施術後に色の後戻りをすることがあります。
パウダージェットクリーニングにともなう一般的なリスク・副作用
・特別な粉末とアルコール溶液を噴射し、歯の汚れや着色を除去したり、虫歯により軟らかくなった組織だけを除去する機器となります。
・内容によっては保険適用となることもありますが、歯の病気の治療ではないため、基本的には自費(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・歯科医院でのクリーニング・PMTCだけでは、虫歯・歯周病の予防はできません。日ごろから歯磨きなどのケアに努めることで、予防効果を上げられます。
・歯肉の腫れや歯肉炎のある方は、器具が当たることにより痛みや出血をともなうことがあります。
・歯と歯肉の境目への歯石の付着が多い方は、歯石除去後、歯肉から出血が見られることがあります。多くの場合、クリーニング後しばらくすると出血は治まり、1~2日で歯肉は治癒します。
・着色汚れや歯垢・歯石はクリーニング・PMTCで除去できますが、効果は永続的ではありません。いずれも再付着するものなので、定期的に受診して処置を受けることが大切です。
A型ボツリヌス毒素の注入にともなう一般的なリスク・副作用
・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・効果には個人差がありますが、一般的には3〜6ヵ月程度となり、永続的ではありません。
・注射の際、痛みや腫れ、内出血を起こすことがあります。
・注射2〜3日後に一時的に噛み疲れのようなだるさを感じることがあります。
・A型ボツリヌス毒素は熱に弱いため、施術直後は激しい運動、サウナ、長風呂、飲酒など汗をかくような行為は控えてください。
・A型ボツリヌス毒素が拡散してしまう可能性があるため、施術後しばらくは顔のマッサージを控えてください。
・アレルギー症状が出ることがあります。
・過剰投与すると効果が低下することがあります。
・緊張筋以外の部位に投与すると、食事をとりにくくなることがあります。
・筋弛緩作用のある薬を内服中の方には、施術できないことがあります。
・妊娠中の方、授乳中の方、妊娠の疑いがある方には施術できません。