矯正治療が長引く人の特徴と早く終わらせるためのコツを徹底解説!

「矯正治療が長引いていて嫌だな・・・」
「矯正治療が終わる気がしない」

矯正治療を始めた方で、このようなお悩みをお持ちの方はいませんか?
また、これから矯正治療を検討していても「矯正治療は長引く傾向がある」と聞いて、躊躇している方も多いのではないでしょうか?

確かに歯列の矯正は時間もコストもかかり、根気が必要です。しかし、長引かせないためのポイントや心がけを知って実践することで、治療期間を短くすることができます。

この記事では、矯正治療が長引く人の特徴と、歯列矯正治療を早く終わらせるためのポイントをご紹介します。

矯正治療はどれくらいかかるの?

矯正治療にかかる時間は、矯正治療の種類で異なります。
ここでは、それぞれの治療にかかる期間の目安について見ていきましょう。

歯列矯正の範囲で変わる矯正期間

矯正する歯列の範囲によって、矯正期間は変わります。
歯列の一部分だけ矯正をする「部分矯正」の場合は、一般的には半年〜1年ほどの時間を要するとされています。

部分矯正に対して、歯列全体を矯正治療で改善する「全体矯正」は1〜3年ほどで部分矯正よりも時間がかかります。

矯正方法で変わる矯正期間

マウスピース矯正

プラスチックのマウスピースをオーダーメイドで製作し、それを歯に装着させて歯列矯正を行う治療方法です。

治療期間は1〜3年ほどで、1〜3ヶ月に1回ほど矯正治療の経過やメンテナンスのために通院します。

1日のうち20~22時間以上装着する必要があり、装着時間が長いのがデメリットですが、取り外しができる、装置が目立ちにくいといったメリットもあります。
また、装着時間を守らないと治療期間が長引きます。ワイヤー矯正と比較すると歯をゆっくり動かすため、治療が長くなりがちです。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは歯の表側にワイヤーとブラケットを装着して行う、最も一般的な矯正治療なので、ご存知の方も多いでしょう。

治療期間は1〜3年ほどで、ワイヤーの調整などのために1ヶ月に1回通院します。

同じワイヤー矯正でも、表側ではなく歯の裏側に装置をつける「裏側(舌側)矯正」は、表側矯正よりも期間がかかる場合があります。こちらの治療期間は2年半ほどで、通院は3週間おきが目安となります。

ワイヤー矯正は装置が外れることがあったり、歯磨きがしにくいことが原因で虫歯や歯周病になりやすく、そういった場合は矯正が中断されてしまうため、矯正治療が長引く可能性があるので気をつけましょう。

矯正治療が長引く人の特徴

矯正治療が長引く人には特徴があります。ここでは、そのような人の特徴とその理由についてご紹介します。

歯の動くスピードが遅い

歯の動きのスピードについては個人差があります。一般的には、若い人ほど歯の代謝が良いので歯の動きが早いと言われています。

また、性別によっても違いがあり、成人男性の場合は顎の骨が硬いために歯が動かしづらいです。

ワイヤー矯正の場合、歯の装置がよく外れてしまう

食べるもの、食べ方、そして歯ぎしりや噛みしめといった口の中の習慣によって、ワイヤーやブラケットといった矯正の装置が外れてしまうこともあります。

装置が外れてしまうと、歯科医院に行くまでに矯正が中断されて治療が進まない状態になってしまいます。そして、装置がよく外れてしまう人は装着していない時間が長くなってしまうため、治療が長引くということです。

口腔ケアが行き届いていない

矯正治療をしていると、装置が邪魔で歯磨きが難しくなります。特にワイヤーやブラケット部分に汚れが付着したままというのもよくあることです。

そのため、きちんと口腔ケアをしないと虫歯や歯周病になってしまいます。矯正の治療をしている間に虫歯や歯周病になると、そちらの治療が優先になってしまうため、矯正治療が中断され、結果的に矯正の期間が長引いてしまうのです。

定期的に通院しない

矯正治療では約4〜6週間おきに歯科医院に通院する必要があります。

なかなか歯科医院の予約がとれない、忙しすぎてスケジュールが合わないなど様々な理由で定期的に通院できない方もいるでしょう。

歯列矯正の治療を長引かせないためにも、ご自身のスケジュールが忙しくないタイミングで矯正治療を始めるなど工夫が必要です。

舌の癖がある

舌の動きによって、矯正治療の効果が阻害されることもよくあります。例えば、舌が前歯を押す癖があると、前歯同士が噛み合ったり、内側に引っ込む動きが邪魔されるといった具合です。

これに関しては、ご自身で癖を直すことを意識したり、トレーニングをすることで改善する可能性があります。担当の歯科医師に相談してみましょう。

抜歯をした人

抜歯をしたほうが歯列矯正がスムーズにいくと歯科医師が判断した場合は、抜歯をしてから歯列矯正に移行することがあります。

抜歯をするのは主に、歯並びが重度に乱れているためであることが多いです。よって、抜歯をした方の歯列矯正は時間がかかる傾向があります。

歯列矯正を早く終わらせるためにできること

歯列矯正を早く終わらせるためにご自身でできることはいくつかあります。
ここでは、心がけるべきポイントを5つご紹介します。

舌や口の周辺の癖を改善する

舌や口の周辺の癖を改善することで矯正の治療期間を短くすることができます。しかし、これは無意識にやっていることが多いので、常日頃からその癖が出てこないように気をつけることを強く意識する必要があるでしょう。

また、舌を正しい位置に置くことや舌の筋トレによって改善する場合もあるので、まずは歯科医師に相談することをおすすめします。

体内の新陳代謝を高める

先にご説明したように、若い人ほど矯正治療にかかる時間を短縮することができます。つまり、それは歯の代謝が高いからです。

規則正しい食生活や睡眠習慣を気をつけることで、歯の代謝を高めることができるでしょう。

スケジュール通りに通院すること

矯正治療には、定期的な通院による歯科医師からの処置やアドバイスが必要不可欠です。

計画通りに通院しないと、ワイヤーの調整をしたり、次のマウスピースに移行するといった処置ができなくなってしまいます。

やむを得ず予約をキャンセルした場合は、速やかに次の予約をとるように心がけてください。

装置を正しく使用する

特にマウスピースでの矯正治療の場合は、規定の装着時間を守るように心がけてください。

マウスピース矯正では、装着時間の規定が1日20時間以上と言われています。ほぼ1日中装着が必要ですが、治療を長引かせないためには辛抱が必要です。自己管理が求められる矯正方法ですので、こういったことが難しい方はワイヤー矯正のほうが向いているかもしれません。

きちんと歯磨きをする

特にワイヤーを使った矯正治療の場合は、ワイヤーやブラケット部分のブラッシングが不十分で、虫歯や歯周病につながることはよくあることです。

上記にもありますが、矯正治療中に虫歯や歯周病になってしまった場合、いったん矯正治療を中断し虫歯や歯周病の治療を優先するので、矯正治療が長引いてしまいます。

丁寧にきちんと歯磨きをして、虫歯や歯周病を防ぎましょう。

まとめ:歯列矯正を長引かせないコツがある!

歯列矯正は、その治療中の見た目にも大きな影響を与えることから、できるだけ早めに終わらせたいと思っている方が多いでしょう。

治療計画通りに矯正治療を完了するためにも、この記事に書いてあるポイントを参考にしながら歯列矯正に取り組み、長引かせないように頑張っていきましょう!

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