矯正で歯並びを直したい!現代の矯正方法を徹底解説

歯並びが悪いと、思いっきり笑えない・人前で話すときに口元を手で隠してしまうといったこともありますよね。
ですが、歯並びが原因で思いっきり笑えない・話下手になってしまうのは勿体ないことです。

歯並びを気にせず過ごしたい。そう思う方も多いでしょう。
歯並びは矯正治療で治すことが可能です。

この記事では、どんな矯正方法があるのかを紹介していきます。
歯の状態や治療方法・期間も含めて、最良の選択をするための手助けにしてください。

さまざまな矯正方法

ひと口に矯正方法といっても、現在は歯並びの症状や患者さんの希望によって矯正方法の選択肢が増えています。

以前からの矯正の定番といえば「ワイヤー矯正」が思い浮かぶことでしょう。
しかし、ワイヤー矯正にも歯の表面からのアプローチだけでなく、歯の裏面からのアプローチなどが可能になっています。

「矯正は見た目が悪い」
「矯正は痛い」
といった悩みは矯正にはついて回る問題です。

歯並びの矯正方法に選択肢が増えたことはお伝えした通りです。
あなたに合った矯正方法について、矯正中の見た目や痛みなど治療ごとに比較していきましょう。

①ワイヤー矯正

多くの方が「歯列矯正」と聞いて思い浮かべる治療方法ではないでしょうか。

歯の表面にブラケットと呼ばれるワイヤーを通すための装置を取り付け、動かしたい歯をワイヤーでゆっくりと動かしていく矯正方法です。

ワイヤー矯正のメリットとデメリットをまとめてみましょう。
メリットは、「矯正ができる適用範囲が広い」という点が一番でしょう。

歯列矯正と言えばワイヤー矯正が一般的ですから、多くの症例に対しての対応方法も豊富です。つまり、あらゆる歯並びの矯正に使えるのがワイヤー矯正なのです。

一方でワイヤー矯正のデメリットは、

  • 矯正治療中の見た目が悪い
  • 痛みや違和感が強く出ることもある
  • 歯磨きがしにくい
  • 矯正装置で口の中を痛めてしまうリスクがある

メリットに比べるとデメリットの方が多いと思われるかもしれませんが、これらのデメリットも解消されつつあります。

まず、見た目の悪さはブラケットとワイヤーの「いかにも金属」という点にあります。
しかし、最近ではブラケットやワイヤーを白色や目立たない色にして使うことも可能です。「ホワイトワイヤー矯正」とも呼ばれます。
見た目の印象もだいぶ変わりますし、従来の装置と矯正方法に違いはないので、選ばれる方が多くなっています。

また、先述したように、歯の表面からのアプローチではなく、歯の裏側にブラケットとワイヤーを装着する矯正方法もあります。「舌側矯正」などと呼ばれる方法で、歯の裏側に装置があるため矯正していることがわかりにくいのがメリットです。歯の裏側の装置が舌と接触しやすく、最初は違和感があったり発音に影響する場合があるようです。

痛みや違和感についてですが、これは歯が動くという性質上、どんな治療方法であっても強弱の差はあれど生じてしまいます。
歯は隙間があると埋めようと動きます。この動きを利用して矯正は進められるのです。歯の動きもなるべくゆっくりにしていく処置が取られるとはいえ、口内の変化には敏感になってしまいます。
そうすると、痛みや違和感もさらに強く感じてしまうかもしれません。
しかし、痛みや違和感も徐々に慣れていくことで薄まる場合がほとんどです。

また、ブラケットやワイヤーを装着していることで、通常のブラッシングでは口内の汚れが落としきれません。矯正中は虫歯リスクが高まる時でもあるので、矯正用の歯ブラシを使用したり、歯科医院での定期的なメンテナンスを受けましょう。

②マウスピース矯正

マウスピース矯正は、「矯正中の見た目の悪さが解消される」と評価が高い矯正方法です。

マウスピース矯正のメリット・デメリットをまとめてみましょう。
メリットは、

  • 透明なマウスピースを装着するので見た目が気にならない
  • 歯科医院に通う必要がないサービスも展開されている
  • コストが抑えられる

マウスピースは、スポーツ選手も使用するように歯にそのまま被せて使うものです。スポーツ用の場合は歯に圧力がかかることを軽減させるクッションのような役割ですが、歯列矯正で使用するマウスピースは、被せた位置に歯が動いてくるようにゆっくりと誘導させていく仕組みです。
段階を追ってマウスピースを付け替えていくので、20枚から、多いと100枚も使用する場合もありますが、完全オーダーメイドで生産されるため衛生面でも安心です。

何より、最大のメリットである見た目の悪さが改善され、透明なマウスピースを装着しているだけなので矯正中ということも分かりにくいものです。
初回に矯正したいゴールに向かって歯の状態を調べるだけで、マウスピースを作ってからは経過報告だけで良いというサービスを展開している企業もあります。

マウスピース矯正に関しては、当院でも取り扱いのある最大手の「インビザライン」からスタートアップ企業まで様々に参入してきています。
コストが抑えられることは魅力ですが、しっかりと矯正治療の成果を見据えて選んでいきたいものです。

そう考えると、マウスピース矯正のデメリットは以下のとおりです。
  • 部分矯正などに限定される
  • 装着時間を守るといった自己管理が大切

マウスピース矯正は歯に被せるという大前提があるため、部分的な矯正・歯の移動に限定されます。例えばですが、出っ歯などの斜めに突き出している歯の矯正はマウスピース矯正では難しいとされています。

当院では、初回に2か月分のマウスピースをお渡ししています。そのため、毎日20時間以上装着し、2週間に1回交換するといった自己管理が大切になってきます。もちろん治療完了まで定期的に検診を行い、治療経過を確認していきます。

マウスピース矯正をする場合も必ず初回に歯科医院で検査をします。その際に、疑問や不安を払しょくし、歯科医師からのアドバイスも受けながら決めていくことが大切でしょう。

歯並びの状態によって矯正方法を使い分けよう

ここまで矯正方法について詳しくみてきました。

ワイヤー矯正方法は、どのような歯列状況にも対応できます。
マウスピース矯正は、見た目が悪くないメリットはあるものの、歯列状況によっては利用できない場合もあります。

まずは、今の歯並びで困っていること、なりたい歯並びなど、歯科医師に相談することから始めましょう。患者さんの希望を聞き、最適な矯正方法をアドバイスしてくれるはずです。

矯正後もきれいな歯並びを維持するために

歯列矯正を行うと、自信に満ちた笑顔が戻ってくるはずです。
その笑顔も、ただ歯並びが良くなっただけではなく、お口全体の健康があってこそ維持できるものです。

歯磨きを怠れば今度は虫歯や歯周病による口臭などに悩まされてしまうかもしれません。
矯正をきっかけに、お口全体の健康を考えていけると良いですね。

まとめ

いかがでしたか?
主にワイヤー矯正、マウスピース矯正を取り上げました。どの治療方法にもメリット・デメリットがあります。

もしも治療を受ける立場になった時には、治療を始めてから後悔しないためにも、相談の段階で自分の希望や理想はしっかりと伝え、矯正に詳しい歯科医師の診断をきちんと受けた上で治療方法を選んでいきましょう。

全ての歯科治療でいえることですが、何よりもきちんと話し合うことが最良の治療への第一歩です。
特に専門用語は分からないままにせず、歯科医師に相談していきましょう。歯列矯正をするとなれば、一生ものの治療です。ぜひ成功に導いていきましょう。

この記事が選択・判断の参考となれば嬉しいです。ぜひ他の記事もお役立てください。

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