歯並びがガタガタで治したい!歯並びが悪い原因と治療方法を解説

歯並びが悪いと、常に口元を気にしながら話をしたり、思い切り笑うことができないといった悩みを抱えてしまう可能性があります。

また、歯並びの悪さは見た目の問題だけでなく、さまざまな健康上の問題も引き起こしてしまいます。

ガタガタの歯並びは歯列矯正で治療することが可能です。
この記事では、歯並びが悪くなる原因、歯並びがガタガタしていることのデメリット、歯列矯正の種類とそれぞれの特徴、そして歯列矯正にかかる期間についてご紹介します。

歯並びがガタガタになる主な原因

歯並びがガタガタになってしまう原因は下記の4つです。

  • 顎の骨の大きさと歯の大きさのバランスが悪い
  • 生まれつき歯の本数が多い、または少ない
  • 乳歯が抜けるタイミングが早かった
  • 歯並びをガタガタにしてしまう癖がある


それぞれの要因について解説します。

生まれつき顎の骨の大きさと歯の大きさのバランスが悪い

これは先天的なもので、顎の骨の大きさと歯の大きさのバランスが悪いと歯並びがガタガタになりやすくなってしまいます。

生まれつき歯の本数が多い、または少ない

乳歯は20本、永久歯は28〜32本あるのが一般的ですが、これよりも歯の本数が多い人がいます。歯の本数が多くなってしまうことで、歯並びがガタガタになってしまったり、歯の根の部分が溶けてしまうというトラブルにつながるため注意が必要です。
逆に少ない場合は、スペースがあることにより歯が移動したり傾いたりして、歯並びが悪くなってしまいます。

乳歯が抜けるタイミングが早い

乳歯が抜けるタイミングが早いと、その周辺の歯が移動してしまい、永久歯の位置がずれてしまうといったことがあります。

歯並びをガタガタにしてしまう癖がある

下記のような癖があると歯並びをガタガタにしてしまいます。

  • 爪や唇を噛むことが多い
  • 前歯を押してしまうことが多い
  • よく頬杖をつく
  • 指をしゃぶる癖がある


これらの癖は矯正治療で歯を動かすためにかける力よりも強く、歯が動いてしまうことがあります。これらの癖がある人は改善するように努力しましょう。

ガタガタの歯並びのデメリット

歯並びをガタガタにしておいても大きな問題はないのでは、と考える方も多いのではないでしょうか?
ガタガタの歯並びには4つのデメリットがあります。

  • 見た目にコンプレックスを抱えてしまう
  • 虫歯や歯周病にかかる可能性が高まる
  • 口臭の悪化につながる
  • 顎関節症を引き起こす可能性がある


それぞれのデメリットについて1つずつ解説します。

見た目にコンプレックスを抱えてしまう

歯並びがガタガタであることが原因で人前で笑うことに躊躇してしまったり、口元を隠すことが習慣化してしまうことはよくあることです。

歯並びが悪いと見た目にコンプレックスを抱えてしまうことにつながります。

虫歯や歯周病にかかる可能性が高まる

歯並びが悪いと歯間に食べ物が詰まりやすくなります。歯磨きをしたとしても歯ブラシが届きづらいため、虫歯や歯周病にかかる可能性が高まってしまいます。

口臭の悪化につながる

上記にもありますが、歯並びが悪いと歯間に食べカスが残り、それが歯垢や歯石になります。歯垢が発酵すると硫化水素のようなガスを発生させ、これが口臭につながってしまいます。

口臭が悪化することで、コミュニケーションにも悪影響を及ぼし、ますます自分への自信を失ってしまうことにもなりかねません。

顎関節症を引き起こす可能性がある

顎関節症とは口を大きく開いたときに顎に痛みを感じたり、音がして口が開きづらくなるといった病気です。顎関節症の原因は様々ですが、噛み合わせの悪さが要因の1つとして挙げられます。

そして、噛み合わせの悪さは、ガタガタな歯並びによって引き起こされることが多いです。

歯並びが悪いことで他にもさまざまな健康問題を引き起こします。興味がある方はこちらの記事も読んでみてください。

歯並びを治すための治療法について

歯並びのガタガタを放置するリスクを理解していただけたでしょうか?
歯並びは矯正治療で改善できます。代表的な矯正治療は下記の4つです。

  • ワイヤー(表側)矯正
  • ワイヤー(裏側)矯正
  • マウスピース矯正
  • セラミック矯正


それぞれの特徴についてご紹介します。

ワイヤー(表側)矯正

歯の矯正治療と聞くと真っ先に思い浮かべるのがこの治療法でしょう。歯の表側にブラケットと呼ばれる装置を装着し、そこにワイヤーを通して歯並びを矯正します。

軽度から重度な症例までさまざまな歯並びに対応できる点がメリットです。

治療中の見た目が目立つこと、装置と歯の間に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病にかかりやすい点がデメリットです。

ワイヤー(裏側)矯正

ワイヤー(裏側)矯正とは、歯の裏側に装着したブラケットにワイヤーを通して歯並びを矯正する治療方法です。
表側矯正と異なり歯の裏側に装置があるため、目立たないことがメリットですが、治療にかかる費用は表側矯正よりも高額となる傾向があります。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は軽度から中度の歯並びの改善に向いている治療方法です。透明なマウスピースを装着するため目立ちません。1週間から10日おきに新しいマウスピースに交換します。

マウスピース矯正は、やはり装置が目立たないことが最大のメリットといえるでしょう。その他にも、金属アレルギーの方でも使用できること、ワイヤー矯正と比較すると痛みが軽く、身体的な負担が少ない点がメリットです。

しかし、矯正の効果を感じるためには毎日20時間以上の装着が必要で、飲食時は外す必要があったり、洗浄や保管などの自己管理が必要であることがデメリットとして挙げられます。

セラミック矯正

セラミック矯正とは問題のある歯を削って、セラミックでできた人工歯を被せる治療方法です。上記の治療方法とは異なり、歯を動かすことはしません。そのため、根本的な歯並びの改善にはなりませんが、他の治療方法よりも短い期間で見た目をきれいにできる点がメリットです。

しかし、強い衝撃を受けると人工歯が壊れてしまう可能性がある点と、健康な歯を削ったり、神経を抜くため歯の寿命が短くなってしまう点がデメリットとして挙げられます。

歯列矯正にかかる治療期間の目安

歯列矯正にかかる治療期間は矯正する範囲や矯正方法によって異なります。

歯列の一部分だけを矯正する「部分矯正」の場合は半年〜1年ほど、歯列全体を矯正する「全体矯正」の場合は1〜3年ほどかかることが一般的です。

また治療方法別の治療期間の目安は下記の通りです。

  • マウスピース矯正:1〜3年
  • ワイヤー矯正:1〜3年
  • セラミック矯正:2〜2ヶ月半


矯正治療を長引かせないために、下記の点に注意すると良いでしょう。

  • きちんと口腔ケアをする
  • 定期的に通院する
  • 舌や口の癖を改善する
  • 装置を正しく活用する

 

まとめ

いかがでしたか?歯並びの悪さは見た目上の問題だけでなく、健康にさまざまな悪影響を引き起こす可能性があります。ガタガタしている歯並びが気になる場合は、歯科医院で歯列矯正治療をうけることをおすすめします。

それぞれの治療法にメリットとデメリットがあります。歯列矯正に興味がある方は、なりたい歯並びや希望を歯科医院で相談してみましょう。豊富な知識をもった歯科医師が最適な治療方法を提案してくれるでしょう。

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